ラジオ部に入った一年生へ     2000.5.02 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ┌─────────────────────────────────────┐ │ 城北中学に、そしてラジオ部に入部おめでとう。 │ │ ラジオ部では、どんなことをやっていくのか、ここで簡単に紹介する。 │ │ (お父さんお母さんにもこのプリントを見ていただいて、理解していただこう)│ └─────────────────────────────────────┘ @ラジオ部はこれまでどんなことをやってきたのか  中学ラジオ部が本格的に始まったのは、今から約20年以上前のことだ。アマチュア無線をやりたいという中学生が集まって、JR1ZQLという無線局を開局した。そのころは、一学年二クラスという中学の大きさだったから、部員もそれほど多くはなかった。そして、無線と電子工作、パソコンを中心にずっと活動してきた。昨年は、次のような活動をした。 (一学期)   ○5TAKUのZQL'98バージョンデモンストレーション   ○移動運用ハイキング→景信山(99.5.2)   ○秋葉原へ 総勢37名参加 ('99.5.29)  ○無線QSO、CW練習   ○アマチュア無線国家試験合格のための準備と勉強。   ○エレクトロニクスに関する勉強と作品製作の準備。   ○夏の合宿では、国家試験のための集中的な勉強。8月中の試験に受験。    (3級8人合格・4級11人合格) (二学期)   ○夏休みに文化祭にむけて、個人製作と全体製作の完成。   ○文化祭展示準備→文化祭は09/25(土)・09/26(日)   ○全市全郡コンテスト参加  ○本格的に無線の活動。   ○移動運用ハイキング(10.30/31→丸山) ○BASIC学習 (三学期)   ○移動運用ハイキング→顔振峠538m(1/30)。   ○無線の活動。   ○電子工作 中1生=全員NiCad充電器製作。中2生=以下に分かれて活動。    [@CWマスター→CW-QSO] [A430/1200MHzハンドメイドANT製作]    [Bオシロスコープ完全マスター]   [C防犯ブザー製作]    [D文化祭用PCデモソフト]   ○移動運用ハイキング→陣馬山857m(3/20)。 A今年の活動はどうなりそうか?  今年も、無線と電子工作が中心。そしてパソコンをやる。今年の2年生3年生は無線で、モールスで、既に海外と交信した人もいる。電子工作が好きでたまらない人もいる。みんなはエレクトロニクスの基本から学び始め、とにかく夏休みに無線の国家試験に合格してもらう。ラジオ部の伝統の基本は無線。今、興味のない人もまず免許を取得することから始めよう。  おおざっぱにいうと、上級生を含めて皆がやることになりそうなのは、   イ)アマチュア無線の国家試験にパスすること。(一学期〜夏休み)   ロ)エレクトロニクス工作をすること。(一学期〜夏休み)   ハ)無線に慣れて、できれば外国とQSO(交信)すること。   ホ)パソコンの基本的扱いに慣れプログラムを自分なりにいじくれるようにする。   ヘ)移動運用ハイキングに出かけて身体を鍛える。(ラジオ部は文化部でありながら    「○秘山岳部」とも呼ばれているのだ) ━━の四つということになるだろう。  で、イとロは、夏休みの合宿でほぼ完成させる。合宿は、8月2日から6日間のスケジュールで8月7日まで、埼玉・城峰山中腹の日野沢山荘でやる予定だ。今から、楽しみにしておくと同時に、しっかり予定にいれておこう。(詳しい予定は、今後配布する)  新入生歓迎移動運用ハイキングは中間テスト明けの、5月28日(日)に御獄山を予定。 B何が活動に必要か?  さしあたって、国家試験のためのテキストが必要だし、また製作のための工具も必要だ。といってパソコンがいることもないから、欲しい欲しいとお母さんに言わないこと。 すぐ必要なのは次の三つだ。   イ)無線のテキスト……600円位。→一括購入する。   ロ)工具 ………………ドライバー、ニッパー、ラジオペンチ、半田ゴテの四つは              必要。   ハ)ラジオ部ノートとラジオ部ファイル………授業で使うようなノートを専用に。              そしてファイルも必要。紙ファイルでいい。  連休が始まってしまい、その後中1生の皆は大町オリエンテーション、クラス毎にやるので、5月6日から15日まで続くことになる。中1生が一堂に会するのは今日だけだ。  けれども、今の時点ではっきりしておこう。5月末の中間試験明けの5月28日(日)は、みんなの新入生歓迎移動ハイキングなので、是非、参加しよう。また、翌週の6月3日(土)は、秋葉原探索に出る。皆で秋葉原に行き、秋葉原の穴場を上級生に教えてもらうのだ。工具はこの土曜日に購入してもらうので、お母さんに言っておこう。もちろん、家に既にある人は、それでいい。それに、受験や入学で大変な時だったのだ。お母さんやお父さんの大変さを考えながら、購入するかしないか考えよう。そういうことを考えられない人は、ラジオ部には向かない。(何もなくとも、熱心ささえあれば活動は十分できるし、保障したいと思っている━━それがラジオ部だ!)  また、秋葉原へ行くその日、小俣先生によって移動運用ハイキング用品が購入できるようにセッティングもする。もちろん家にあったりして買わなくともいいし、必要だという人だけに用意している。 Cどんな風に活動するか?  活動日は毎週水曜日と土曜日。(定期試験の一週間前にはなし)この日は、何か連絡がなければ必ず部室か理科室で活動する。また、国語ゼミ室を使ったり、CAI教室でコンピューターをやることもある。もし、何かで出られない時は、事前に必ず平野まで連絡しておく。(友達や上級生ではダメだ)活動場所は、部室ドアに掲示することにしているので、それを見てほしい。  活動はだいたい中心が三つにあると考えていいだろう。一つは、無線。まだ免許がないといっても、ワッチは自由なのだ。上級生のQSO(交信)を聞いているだけでも面白いだろう。  もうひとつは、エレクトロニクスの基本の学習。上級生に教えてもらいながら、どんな原理で回路が動くのかマスターしていきたい。これが無線の免許取得につながる。  そして、エレクトロニクス工作(電子工作)の開始。雑誌を見ながら、自分の作るものを決めたり、電子ブロックで遊びながら、抵抗やコンデンサーの役割を知っていく。目だたないようだけど、これが\iラジオ部の基本\iなのだ。  ところで、無線の免許は難しくないとはいっても、やはり国家試験だ。真面目にやらないと、うからない。そして、うからないとラジオ部の中心的活動であるアマチュア無線をやれないことになってしまう。  そこで、中間テスト後、上級生たちが、中間試験以後の活動日(水・土)以外にこの無線の勉強会を開いてくれることになっている。しっかり出て、合格しよう。  なお、部室でPCのゲームにうつつをぬかしていては、ラジオ部の本道に反することになってしまう。PCはプログラムのため、という点を肝にめいじておこう。 【注意】 ・部長は久郷(3B) 副部長は奥村君(3E) 会計は石塚君(3E) ・顧問は平野(国語:高校棟の国語職員室にいる)と、小俣先生(理科:高校棟の生物室  にいる)。 ★城北中学・高校ラジオ部は、インターネットにホームページを開いている。見てみよ  う。URLは、 http://www.ja1yax.gr.jp ※Mail-Addressもあげるので欲しい人は言って! ★中学ラジオ部は、高校ラジオ部と兄弟だ。高ラの先輩は、すごい人が沢山いる。2・  3年生に聞いて、ボチボチ知っていこう。(高ラ卒業生も知っておきたいなぁ)                では、何よりも楽しくやろう、ラジオ部!!