ラジオ部に入った一年生へ     1999.4.28 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ┌─────────────────────────────────────┐ │ 城北中学に、そしてラジオ部に入部おめでとう。 │ │ ラジオ部では、どんなことをやっていくのか、ここで簡単に紹介する。 │ │ (お父さんお母さんにもこのプリントを見ていただいて、理解していただこう)│ └─────────────────────────────────────┘ @ラジオ部はこれまでどんなことをやってきたのか  中学ラジオ部が本格的に始まったのは、今から約20年以上前のことだ。アマチュア無 線をやりたいという中学生が集まって、JR1ZQLという無線局を開局した。そのこ ろは、一学年二クラスという中学の大きさだったから、部員もそれほど多くはなかった。 そして、無線と電子工作、パソコンを中心にずっと活動してきた。  昨年は、次のような活動をした。    (一学期)      ○5TAKUのZQL'98バージョンデモンストレーション      ○移動運用ハイキングを予定するが天気のため中止      ○秋葉原へ 総勢30名参加 ('98.5.30)      ○無線QSO、CW練習      ○アマチュア無線国家試験合格のための準備と勉強。      ○エレクトロニクスに関する勉強と作品製作の準備。      ○夏の合宿では、国家試験のための集中的な勉強。       8月中の試験に受験。(3級4人合格・4級16人合格)    (二学期)      ○夏休みに文化祭にむけて、個人製作と全体製作の完成。      ○文化祭展示準備。       製作した作品は、『ラジオの製作』が主催するエレクトロニクス工作       コンテストに出品しようとしたが、残念ながら14年目で中止になった。      ○本格的に無線の活動。      ○移動運用ハイキング('98.10.31/11.1→丸山)      ○BASIC学習    (三学期)      ○無線の活動。      ○電子工作。中2は文化祭で考えた学年制作・ロシアンルーレット、中1は       NiCad充電器。しかし、いずれも中途半端で終わってしまった。      ○PCにより、5TAKU-Electronics作成。Vectorのサイトにup予定。      ○須田OB寄贈のPS/VマシンによるHTML作成。      ○移動運用ハイキングを3月に予定するが、天気のため中止。 A今年の活動はどうなりそうか?  今年も、無線と電子工作が中心。そしてパソコンをやる。今年の2年生3年生は、無 線で、モールスで、既に海外と交信した人もいる。電子工作が好きでたまらない人もい る。みんなはエレクトロニクスの基本から学び始め、とにかく夏休みに無線の国家試験 に合格してもらう。ラジオ部の伝統的に基本的は無線。今、興味のない人もまず免許を 取得することから始めよう。  おおざっぱにいうと、上級生を含めて皆がやることになりそうなのは、   イ)アマチュア無線の国家試験にパスすること。(一学期〜夏休み)   ロ)エレクトロニクス工作をすること。(一学期〜夏休み)   ハ)無線に慣れて、できれば外国とQSO(交信)すること。   ホ)パソコンの基本的扱いに慣れてプログラムを自分なりにいじくれるように     する。   ヘ)移動運用ハイキングに出かけて身体を鍛える。(ラジオ部は文化部であり     ながら、「○秘山岳部」とも呼ばれているのだ) ━━の四つということになるだろう。  で、イとロは、夏休みの合宿でほぼ完成させる。合宿は、8月4日から6日間のスケ ジュールで8月9日まで、埼玉・城峰山中腹の日野沢山荘でやる予定だ。今から、楽し みにしておくと同時に、しっかり予定にいれておこう。(詳しい予定は、今後配布する) 移動運用ハイキングは、「新入生歓迎移動運用ハイキング」ということで、4月25日に 予定していたが、雨のため延長して5月2日(日)に行う。是非参加しよう。 B何が活動に必要か?  さしあたって、国家試験のためのテキストが必要だし、また製作のための工具も必要 だ。といって、パソコンがいることもないから、欲しい欲しいとお母さんに言わないこ と。  すぐ必要なのは次の三つだ。   イ)無線のテキスト……600円位。   ロ)工具 ………………ドライバー、ニッパー、ラジオペンチ、              半田ゴテの四つは必要。全部で2〜4千円。   ハ)ラジオ部ノートとラジオ部ファイル………授業で使うようなノートを専用に。              そしてファイルも必要。紙ファイルでいい。  連休が始まってしまい、その後中1生の皆は大町オリエンテーション、クラス毎にや るので、5月6日から15日まで続くことになる。そして、僕はといったら、5月10日か ら14日まで高2の研修旅行ででかけてしまう。  けれども、今の時点ではっきりしておこう。5月末の中間試験明けの5月29日(土)は、 皆で秋葉原に行き、秋葉原の穴場を上級生に教えてもらうのだ。工具はこの土曜日に購 入してもらうので、お母さんに言っておこう。もちろん、家に既にある人は、それでい い。それに、受験や入学で大変な時だったのだ。お母さんやお父さんの大変さを考えな がら、購入するかしないか考えよう。そういうことを考えられない人は、ラジオ部には 向かない。(何もなくとも、熱心ささえあれば活動は十分できるし、保障したいと思っ ている━━それがラジオ部だ!)  また、これから小俣先生のガイドがあるけれど、秋葉原へ行くその日、移動運用ハイ キング用品が購入できるようにセッティングもする。もちろん家にあったりして買わな くともいいし、必要だという人だけに用意している。  なお、無線のテキストは後で一括購入する。だから、自分で買わないでいい。 Cどんな風に活動するか?  活動日は毎週水曜日と土曜日。(定期試験の一週間前にはなし)この日は、何か連絡 がなければ必ず部室か理科室で活動する。また、国語ゼミ室を使ったり、CAI教室で コンピューターをやることもある。もし、何かあって出られない時は、事前に必ず平野 まで連絡しておく。(友達や上級生ではダメだ)活動場所は、部室ドアに掲示すること にしているので、それを見てほしい。  活動はだいたい中心が三つにあると考えていいだろう。一つは、無線。まだ免許がな いといっても、ワッチ(受信すること)は自由なのだ。上級生のQSO(交信)を聞いてい るだけでも面白いだろう。  もうひとつは、エレクトロニクスの基本の学習。上級生に教えてもらいながら、どん な原理で回路が動くのかマスターしていきたい。これが無線の免許取得につながる。  そして、エレクトロニクス工作(電子工作)の開始。雑誌を見ながら、自分の作るも のを決めたり、電子ブロックで遊びながら、抵抗やコンデンサーの役割を知っていく。 目だたないようだけど、これが\iラジオ部の基本\iなのだ。  ところで、無線の免許は難しくないとはいっても、やはり国家試験だ。真面目にやら ないと、うからない。そして、うからないとラジオ部の中心的活動であるアマチュア無 線をやれないことになってしまう。  そこで、中間テスト後、上級生たちが、中間試験以後の活動日(水・土)以外にこの 無線の勉強会を開いてくれることになっている。しっかり出て、合格しよう。  なお、部室でPCのゲームにうつつをぬかしていては、ラジオ部の本道に反すること になってしまう。PCは、プログラムのため、という点を肝にめいじておこう。 【注意】 ・部長は関君(3E) 副部長は植草君(3E) 会計は宮崎君(3F) ・顧問は平野(国語:高校棟の国語職員室にいる)と、小俣先生(理科:高校棟の校務  センターにいる)。 ★城北中学・高校ラジオ部は、インターネットにホームページを開いている。機会があ  ったら、見てみよう。URLは、 http://www.ja1yax.gr.jp ※Mail-Addressもあげるので欲しい人は言って! ★中学ラジオ部は、高校ラジオ部と兄弟だ。高ラの先輩は、すごい人が沢山いる。2・3  年生に聞いて、ボチボチ知っていこう。(高ラ卒業生も知っておきたいなぁ)  では、何よりも楽しくやろう、ラジオ部!!